ケフィアで花粉症は改善するの?ヨーグルトとの違いは?
目次
花粉症対策、予防にはケフィアが良い・・・らしい?
「花粉症にはケフィアがいいらしいよ?」
新しいダイエット法や健康法が話題になると、必ず飛びつく管理人の友人がある日そう教えてくれました。
「へぇ、そうなんだ?」
いつもなら、こんな感じの生返事で済ませる管理人ですが、今回だけはちょっと事情が違いました。
その理由は・・・「花粉症」
数年前までは花粉症の“かの字”も感じず、周囲の花粉症の知人・友人には
「花粉症なの?大変だねぇ。」
なんて声はかけるものの、所詮は他人事。
当然ながら、その辛さなどわかるはずもありませんでした。
ところが、ここ2・3年の間に春先になると朝から妙に頭が重く、鼻の奥がむず痒く、くしゃみが出るし、目が痒い・・・。
「もしかして、これって・・・花粉症?」
と疑い始める間も無く、なんと子供が花粉症に。
耳鼻咽喉科で検査を受けたら、はい、ビンゴ。
部屋には当然空気清浄機。
薬を飲んで目薬をさして、最近では花粉ガードのスプレーも併用。
それでも、「目が痒い、目が痒い。」と訴えます。
そうした矢先の「ケフィア」情報。
教えてくれた人に、
「ケフィアってなぁに?」
と訊くも、
「なんか、ほら、昔流行ったきのこヨーグルト?あれみたいなやつらしいわよ?」
「あ、ヨーグルトなの?」
「・・・、たぶん・・・。」
早速、
「ケフィアで花粉症は改善するの?ヨーグルトとの違いは?」
について調べてみました!
スポンサードリンク
ケフィアは、あのヨーグルトきのこだった!
ケフィアはロシア(を中心にしたコーカサス地方)が本場の伝統食で発酵食品。
1990年代(かな?)に日本で流行った「ヨーグルトきのこ」のことみたいです。
管理人の周りでも、菌のタネ(?)を友人知人から貰い受け、自宅で培養(?)するのが一時期ものすごく流行ってました。
(管理人自身は衛生面がどうも気になって、結局試したことはなかったんですけどね。)
管理人の場合、つい
「ロシアといえばキャビア」
なんて考えてしまいますけど、ロシアや東欧は発酵食品も有名なんですよね。
ちなみに、ケフィアはつぶつぶの塊がきのこみたいに見えることから、「ヨーグルトきのこ」と呼ばれているんです。
こちらがケフィア。(見た目、ちょっとグロテスク・・・。)
(引用元:By A. Kniesel - Fotografiert von A. Kniesel, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=360369)
さて、ケフィアとヨーグルトとの違いは、
・酵母が必須
ということなんだそうな。
※この辺のことを詳しいことを知りたい方は、乳業メーカーでケフィア商品開発に携わっていたという方のこちらの記事をどうぞ。
ケフィアが免疫機能を活性化する
で、さらに調べると、
「少なくともケフィアが免疫機能を大きく活性化する働きのあることが推測できる。」
という研究結果が出ていることもわかりました。
ただし、
「以上の結果は、ケフィアが花粉症の改善に利用できる可能性を示している。しかしながら、この実験はまだ緒に就いたばかりであり、最終的な結論を得るまでには多くの実験が必要である。」
なんてことも書いてあります。(引用元:委託研究「花粉症とホームメイド・ケフィア」)
要は、
ケフィアでアピールされてる健康効果(『腸内環境を整える』とか『免疫を強くする』とか『アレルギー低減』)がウソと言うわけではないけれど、それが誰にも当てはまるとは限らない。
ってことですよね。
まぁ、同じ人でもケフィアを食べ始めるタイミングと花粉の時期とかの関係もあるでしょうし。
そもそも、コーカサス地方の一般家庭(?)で伝統的に作られていたケフィアの品質が、そんなに均一だったってことも考えにくいです。
だから、出来上がるケフィアも、それを食べる人間も、季節や体調、様々なコンディションの中で結果も違うってことでしょう。
要は、「期待しすぎちゃダメよ」ってことですかね・・・。
スポンサードリンク
コカコーラや三共製薬からもケフィア商品が発売されていた!
さてさて、さらに調べてみるとこんな面白いこともわかりました。
なんと、
コカコーラや三共製薬からケフィアを使った商品が発売されていたんです。
1990年
日本コカ・コーラよりケフィア配合飲料「ケフラン」発売1992年
三共よりケフィア配合飲料「ジゼ」発売
でも、残念ながら管理人全く記憶にありません・・・。
「じゃあ、効果なかったってことなんだろうなぁ」
なんて思いながら、このケフィア関連商品調べてみたら、なんと
マーケティングの失敗例として紹介されていました・・・。
「何だかよくわからなかった」から売れなかった・・・のかも?
株式会社シストラットコーポレーション【DCCM事例3】DCCMから見たマーケティング失敗
これ読んでみると、確かに
「何だかわからないのに欲しがる人はいない」
と思いますよね。(^_^; )
ケフィアにチャレンジ!
というわけで、ここまでケフィアについて色々調べてみましたが、
「百聞は一見に如かず」
ということで、我が家では
「何はともあれ一度試してみよう」
ということに。
結局は自己責任!
健康に関するものに共通して言えるのは、
「毎日続けることが大事」
ですよね?
友人知人から貰い受けるのだと衛生面がちょっと心配だけど、我が家で作れるんなら、その点はまぁまぁ許容範囲かなということが、今回トライを決めた理由の一つ。
もう一つは、なんと
「豆乳でも作れる」
ということを知ったから。
(我が家は、基本牛乳が苦手なのです・・・。)
あと、
「何かを手作りする経験は、子どもにとっても良いことに違いない。」
と考えたのも理由の一つかな。
自家製ケフィアを家族で食べて、花粉症が少しでも改善されれば一石二鳥?
ケフィアを試して、変化を感じたらまたレポートしたいと思います。
それでは、au revoir !
スポンサードリンク