子どもの習い事、今選ぶべきは・・・?
2017/09/15
目次
子どもの将来は、親がどんな習い事をさせるかで決まる!?
「うちの子の習い事、これでいいのかな?」
かつて、子どもの習い事と言えば「習字にそろばん」という時代がありました。
それが時代と共に、ピアノ、女の子ならバレエ、男の子なら水泳、空手、そしてサッカーと変化してきたわけです。
最近では、ゴスペルやヒップホップ・ダンスなんかも人気がありますよね。
親が子どもに習い事をさせる理由には大きく分けて二つあります。
2.親がやらせたかった。(興味を持つように仕向けた、提案した。)
1.の「子ども自身が興味を持ってやりたがった」ケースでも、ほとんどの場合、
最初に体験レッスン(授業)などに連れて行くかどうかの最終決定権は親にある
ので、現実的には
「子どもの習い事は親がさせるもの」
と言って良いと思います。
親にしてみれば
2.将来、役立ててもらいたい
のどちらか、もしくは両方の思いから、「子どもに何を習わせるべきか?」と考えるわけです。
特に、社会情勢をはじめとした様々な状況の変化が激しく先行き不透明な中では、先(時代)を読んで、
「自分の子どもが、将来、少しでも有利に、そして豊かに人生を送っていけるように」
と考えるのは、親として当然のことだと管理人も思います。
管理人の周囲でも、子どもの小学校入学前後から、ママ友さん達同士で、
「御宅のお子さんは、何か習い事してる?」
「どんな習い事してるの?」
といった会話がかなりの頻度で交わされてきました。
「今、注目を集めている子どもの習い事No.1は?」
そんな中、文部科学省からのある発表がキッカケで一躍注目を浴びている子どもの習い事があります。
それは・・・
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「子どもの習い事アンケートで読み解く“時代の流れ”」
文部科学省の発表をキッカケに注目を浴びている子どもの習い事、それは、
「英語とプログラミング」
です。
2016年末に、イー・ラーニング研究所が子どもを持つ親を対象に実施した「年末年始の子どもの習い事アンケート」でも、第一位は「プログラミング教室」、第二位は「英会話スクール」となっています。
これは、日本でも2020年度から「プログラミング教育」が小学校約2万校で必修化されることが文部科学省により発表になったから、なんですね。
(もともと、海外の多くの小学校では、小学校段階から情報通信技術を学び、自分の思い通りにコンピューターを動かすためのプログラミング教育を必修、ないしは選択科目としてカリキュラムに取り入れている国が大多数なんだとか。)
「英語が教科に格上げに」
日本では、
プログラミングの必修化に合わせて、これまで「外国語活動」という設定だった小学校5・6年生の英語が「教科」に格上げ、年間の授業数も倍増します。
(さらに、3・4年生も「外国語活動」として英語に触れることになっています。)
そうなると、当然問題になるのが、
「それ、誰が教えるの?」
ということですよね?
実際、「現代的なリズムのダンス」という名称で中学校の体育に導入された、ヒップホップなどの、いわゆる“ストリート・ダンス”は、現場の指導者が教えられずに大混乱を招いているそうです。
そりゃそうですよね、体育の教諭であってダンサーじゃないですもん・・・。
(実際、生徒の方が断然上手なケースの方が多いんじゃ。。)
そもそも、日本の小学校は学級担任制なので、一人で全教科を教えるのが基本です。
英語にしてもプログラミングにしても、
現職の小学校教員が今からそのスキルを身につけて子どもに指導することは、どう考えても現実的とは言えない
ですよね?
その一方で、大学入試の制度も見直され、センター試験が廃止されて、
学校教育の方向性が“知識(暗記)重視”から“論理的思考力重視”へとシフトしていく
ことが既に決まっています。
そうした中で、
英語とプログラミング学習の重要性や注目度がどんどん高まってきている
というわけです。
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「“何を知ってるか?”から、“どう活かすか?”へ」
また、英語と言っても、そこで必要とされるのは、
これまでのような学校英語(グラマー・リーダー)ではありません。
相手の国籍に関係なく、異文化を超えて論理的に理解し合えるような、
英語を通しての「コミュニケーション能力」や、ITを利用して問題解決に向かえるような「論理的思考力」が必要とされるということなんです。
英語にしろ、プログラミングにしろ、あくまで
「目的ではなく、手段(=ツール)である」
という点をまずは「親が理解しておくこと」が大切になってきますよね。
「“○○を学ぶ”→“△△で(=を通して)学ぶ”へ」
「特定のプログラムを学ぶ」→→→「プログラミングの思考を学ぶ」
という変化が訪れているんですねー。
「子どものために、最善の選択をしよう」
これだけ変化が激しく、情報が刻一刻どんどん古くなって言ってしまう世の中では、
「何を知っているか?」はそれほど重要じゃなくなってきますよね?
大切なのは
「情報の取り方(=集め方)と、それをどうやって活かすか?を知っていること」
そのためには、
・現時点において世界中(インターネット上、と言っても良いかも知れない)で一番パブリックに使われている言語である英語
・そこで得た情報(=インプット)を最善の方法で活用(=アウトプット)できる思考法を育むプログラミング
を子どもに学ばせることが、親が選ぶ子どもの習い事、現時点のベスト・チョイスでしょうね。
(もちろん、それを小学校の先生に期待しちゃダメですよ。)
これはあくまで管理人個人の考えですが、
「小学校は、ごくごく一般的な集団生活、社会生活、人間関係の基本的なことを実体験する場所だと考える。」
英語はもちろん、プログラミングを教える塾やスクールのようなものも増えてきています。
これから、益々増えていくでしょう。
そんな時に、親が
「何を学ぶか?」
ではなく、
「何で(何を使って)、どう学ぶか?」
の視点を持っていられるようにしたいものですね。
というわけで、au revoir !
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