初詣はいつまでに行くべき?松の内って・・・なに?
2016/10/07
お正月と言えば、初詣!ですよね?
あなたは、毎年初詣に行ってますか?
管理人はほとんど毎年、どこかしらお参りに行ってます。
でも、気が付くと三が日過ぎてしまってることもたまにあり、
「もしかしてこれだとご利益ないのでは…?」
なんて不安になることも。。。
そこで、「初詣って、普通いつまでに行くもの?」と友人に訊いてみました。
そしたら、「普通、松の内まででしょ。」との答えが。
松の内?なにそれ???幕の内じゃなくて…???
…といわけで、今回は
「初詣はいつまでに行くべき?松の内って…なに?」
について調べてみました。
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まず最初に初詣についての解説から。
初詣というのは、元々“年籠り”という風習が変化して生まれたもの。
一家の家長が、大晦日の夜から元旦の朝にかけて氏神の杜に籠って、
「平穏に新年を暮らせるように」と祈願していたのが始まりです。
それが時代とともに、大晦日の夜に詣でる
除夜詣(じょやもうで=除夜の鐘をつくやつですね)と
新年元旦の朝に詣でる元旦詣(がんたんもうで)に変わってきたというわけです。
ちなみにこの元旦詣、
江戸時代末頃までは毎年違う方位にある神社・仏閣に参拝してたんだとか。
これは、歳徳神(としとくじん)という神様(=その年の金運や幸せを司る神様)のいる場所が毎年変わるということが理由。
その神様の居る場所(方位)を“恵方”と言います。(節分に食べる、あの恵方巻の“恵方”です。)
だから、毎年方角が変わるんですねぇー。
「何をするにも恵方の方角に向かってすると良い、たたりが来ない。」なんて言われていたわけです。
さてさて、肝心の「初詣はいつまでに行くべき?」ですが、「初詣は松の内に行く」というのが一般的です。
じゃあ、「松の内って…なに?」「いつが松の内なの?」ですが、
一般的(地域によって異なりますが、特に関東では)には1月7日までが松の内です。
7日の朝に七草粥を食べて、門松を仕舞い、しめ縄を外す、というのが伝統的な日本のお正月なんですね。
そう言えば、年賀状から寒中見舞いに変わるのも、同じタイミングですね。
ここでまとめてみると、
「初詣は松の内(1月7日)までに行くべき」
という結論に達したわけです。
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さて、いつまでに行けばいいかがわかったところで、
「恵方の方角が良いんなら、じゃあ果たして今までの初詣は近所の神社で良かったのか!?」
という疑問が湧いてきます。
結論から言うと、本来は氏神様(同じ地域に住む人々が共同で祀る神様。鎮守も同じような意味)か、またはその年の恵方にお参りするものでしたが、今はそれとは関係なくお参りに行くのが一般的になってるのです。
なので近所の神社でもOK。
ただし、こだわりを持ってる人は、場所や人気で選んだり、願い事とご利益が一致するところへお参りしたりするようです。
この辺の日本人のフレキシビリティー(柔軟性・融通性)、素晴らしいですね。(笑)
参考までに神社の名前とご利益の関係も調べてみました。
神宮…平和、国家安泰、家内安全など万事
八幡…必勝祈願、安産祈願、厄除け、長寿など
天満…合格祈願、学業成就など
稲荷…商売繁盛、豊作祈願など
以上、「初詣はいつまでに行くべき?松の内って・・・なに?」について書いてみました。
これをヒントにして、自分の願い事が叶いそうな神社を方角まで含めて見つけ、そこに松の内の間に初詣すれば…
完璧な初詣になりそうですね!
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