風邪で止まらない鼻水にはこの方法!
2016/10/07
風邪で鼻水が止まらず、困った経験は誰でもありますよね。
鼻水が止まらない状態だと、家に居る時はまだいいですが、仕事中ともなると何をするにも集中力を欠いて困ります。
ただ、鼻水が止まらない程度だと、忙しいときはなかなか病院に行く時間も取れず、できることなら自力で何とか治したいところ。
というわけで、今回は
「風邪で止まらない鼻水を楽に止める方法」
を紹介します!
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でもその前に…
まずは、
「そもそも鼻水は何のために出るのか?」
について解説しておきましょう。
鼻水というのは、涙腺や鼻腔、副鼻腔から出る分泌液のこと。
そして、実は鼻水というのは、何も風邪や花粉症のように体調を崩している時にだけ出るものではありません。
(自分では気が付いてませんが、通常私たちは何と1日に約1リットルの鼻水を出しているんです!)
ただ、通常はそのほとんどを飲み込んでしまっていて、普通に生活している限りでは、鼻水が止まらないなんとことにはなりません。
涙腺や鼻腔、副鼻腔からの分泌液である鼻水が、気が付いていないだけで常に出ていて、その量が1日に約1リットル、というわけです。
さて、では次に風邪で止まらない鼻水のパターンを見てみましょう。
・透明の鼻水
風邪のひきはじめに鼻水が透明でさらさらなのは、
鼻の粘膜が軽い炎症を起こしている状態。
透明でさらさらの鼻水は、
菌・ウィルス・花粉など体外から入った異物を、鼻水で洗い流そうとしているときに出ます。
・黄色の鼻水
風邪の症状が進行すると、鼻水の色が黄色に変わってきます。
これは、風邪の原因となるウィルスや菌を排除するために戦った白血球の残骸や死滅したウィルス・菌で鼻水が作られるためです。
・緑色の鼻水
風邪がさらに進行すると、菌やウィルスの量がさらに増え、鼻水の色は緑色に変わっていきます。
ただ、この頃には鼻水は止まらない状態から、だんだんと鼻づまりに変わっていくことがほとんどです。
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では、いよいよ「風邪で止まらない鼻水を楽に止める方法」です。
1.生理食塩水で鼻うがいをする。
体温とほぼ同じ温度(ぬるま湯程度)の生理食塩水で鼻うがいをします。
生理食塩水…100mlの水に0.9gの塩分が溶けている状態
※必要な生理食塩水の量(ml)×0.9=溶かす塩の量(g)
生理食塩水を用意したら、洗面所で鼻から吸い込んで口から出します。
生理食塩水は手ですくって鼻で吸い込んでも、コップ等から吸い込んでもOK。
口まで通せない場合は、そのまま、また鼻から出すのでもかまいません。
体温程度の温度の生理食塩水なら、鼻から入れても鼻の奥が痛くなりません。
2.蒸しタオルで温める
タオルを水で濡らし、よく絞ります。
次にそのタオルを電子レンジで1分ほど温めます。
タオルが温まったらレンジから取り出し、
さわれるギリギリの熱さのうちに鼻の上に乗せます。
(理髪店で散髪・顔剃りの経験がある人は、あの蒸しタオルのイメージです。)
3.背中を温める
うなじから肩甲骨にかけての辺りを、ドライヤーなどを使って温めます。
この辺りには、「風池」や「風門」と呼ばれる風邪のツボがあって、
ここを温めることが風邪の予防や肩こり緩和にもなります。
外出の際には、貼るタイプの携帯カイロなども使えますが、低温ヤケドの心配もあります。
くれぐれもご注意を。
以上、
「風邪で止まらない鼻水を楽に止める方法」
を紹介しました。
これからの季節、元気に過ごすためにも是非参考にしてください。
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