ダンサーの腰痛が改善すると人生が明るくなると感じた話
目次
実はダンサーやインストラクターも腰痛持ちが多い!?
「え!?ダンスやヨガって、腰痛治るんじゃないの?」
管理人の友人で子どもの頃からずっとクラシック・バレエを続けてて、一時は真剣にダンサーを目指して頑張ってた子がいます。
所属してたバレエ団でもけっこう期待されていたみたいで、コンクールに出たり、発表会ではいつもメインで踊っていて、運動神経の鈍い管理人としてはいつも「すごいなぁ。」と感心してました。
そんな彼女が、二つの理由でバレエ団を辞めたんです。
一つは結婚。
そして、もう一つが持病といってもいいほどの腰痛。
今回の記事は、ひょんな事から彼女の腰痛が改善し、大好きなクラシック・バレエを再び笑顔で踊れるようになってきたことについてのものです。
※あくまで個人の体験ですので、誤解のないようにお願いします。
バレエダンサーとしての後半は、平日昼間は事務職の仕事しながら自分のレッスンに通い、定期的に通院して、休みの日には自分がお世話になってるスタジオで子どもたちにバレエを教えるほど頑張ってた彼女。
結婚が決まった時には、自分のことのように嬉しかったのです。
ただ、ダンサーとして一区切りつけることだけはやっぱり寂しそうだったのが、こちらも切なかった。
でも、一旦前の仕事は辞めて、ヨガのインストラクターの資格を取って、いろんな人に教えながら、少しずつだけど自分のカラダも動かしつつ整えていくんだと聞いて、「ヨガだったら、腰痛にも良さそうだよね。」と話したのです。
ところが・・・
まだまだ続いた腰痛との戦い
いざ、新しい生活が始まってみると、ヨガと言っても仕事としてやる以上自分がやりたい時にだけやればいいわけじゃないし、ましてやクラシック・バレエを長年追求してきたそのストイックな性格から中途半端なことができない我が友人、ヨガのインストラクターにも資格があって試験に受かってステップアップしていくために少々頑張り過ぎてしまったようで、まさかの腰痛再発。
バレエ団時代からお世話になってる整形外科で診てもらったり、ダンサーの友人に紹介してもらって鍼治療に通ったりしていたらしいのですが、
通院の時間がなかなか思うように取れない
ことと、「塵も積もれば山となる」で、
治療費がバカにならない
ことで頭を抱えていました。
「ダンサーってスポーツ選手とおんなじなんだ!?」
そんなある日、家人に彼女の話をしたところ
「バン○リンとか塗っても治んないの?」
とアホな発言をしたため、
「あんたの接待ゴルフと一緒にすんな!」
と、大げんかに・・・。
散々、ダンサーというものがいかに大変な思いをしているか友人に成り代わって説明したところ、最後には
「ダンサーってスポーツ選手とおんなじなんだ!?」
と驚きと尊敬の感情がこもった発言に到り、一件落着。
「ダンサーはアスリートでありアーティスト」
友人にその話をしたところ、彼女がいった言葉が、
「そうだね、ダンサーはアスリートであると同時にアーティストでもあるかもね。」
でした。
クラシック・バレエであれ、ストリート・ダンスであれ、劇団四季のミュージカル出てるダンサーであれ、テーマパークで踊っているダンサーであれ、
・プロとして踊っているダンサーや、プロを目指しているダンサーは、みんな野球選手やサッカー選手と同じように毎日厳しいトレーニングを積んでいる。
・でも、ダンサーがそうしたスポーツ選手と違うのはお客さんの前では、苦しさは顔に出しちゃいけない。
彼女はこうも教えてくれました。
確かにそうかも。
ディズニーランドに行けば真夏でも真冬でもダンサーは楽しそうに笑顔で踊ってるもんね。(管理人には絶対無理・・・。)
彼女たちも腰痛と闘いながら日夜笑顔で踊ってるのかぁ。
(そう考えるとディズニーランド行ってもあんまり楽しめなくなりそうだけど・・・。)
「故障と闘いながらも・・・」って、記事としてはカッコいいかも知れないけど、痛いものはやっぱり痛い。
彼女との会話の中で何度も、“ヨーツーモチ”という言葉が出てきて、最初は音だけ聞いていると何やら美味しそうにさえ聞こえてたのが、徐々に「腰痛持ち」として腑におちてくるに従い、ダンサーってある意味自己犠牲を払って献身的に働ける人にゃないとできないようなぁと敬虔な気持ちにさえなりました。
仕事っていうのは、実際にやってみた人じゃなければわからないことたくさんあるものです。
ゴルフ親父のお告げ
ある日、休日返上の接待ゴルフから帰った家人が、
「なんか、元・プロ野球選手で腰痛を治す凄腕トレーナーがいるらしいぞ。」
と言うので、
「それって、スポーツ・マッサージ?鍼灸院なの?どこの人?」
と訊くと、
「さぁ・・・今度聞いとくわ。」
「また・・・それだから、あなたは・・・」を呑み込んで
「どうもありがとう、よろしくね。お疲れさま。」
と笑顔で言えたのは友情のなせる技です。
「え・・・この人?」
後日、取引先のゴルフ親父から件のトレーナー情報を仕入れてきた家人によれば、元・阪神タイガースのトレーニング・コーチ(という職があるらしい)で、女子プロ・ゴルファーのトレーナーもしていた人が愛知県・豊田市で治療院をやっているそうな。
「愛知!?通えるわけないじゃないの!」
と噛みついたところ
「最後まで話を聞けよ。その人の腰痛解消トレーニング方法がDVDになってて自宅でできるんだって。○○○さん(管理人の友人)なら、自分でできるんじゃないの?」
と。一瞬、反省しました。
さらには、電話やメールで相談ができたり、返金に応じてくれたりするらしいこともわかり、今回はなかなか役に立ったことを認め、家計から特別報奨金を出すことが決定。
早速、そのHPを開いてみました。
「え・・・この人?」
そう思いました。はい、すみません。
この・・・おじいちゃんが・・・腰痛治療の第一人者?
でも、確かに元・阪神タイガーストレーニングコーチ、元日本女子プロゴルフ協会契約トレーナーって書いてある。
それにご本人の紹介動画や患者さんたちのインタビュー動画見てみると、話し方や内容は至極まとも。
正直、半信半疑で(急かす家人にも逆らえず)友人にこの腰痛改善方法(?)を知らせました。
「チャンスの神様は前髪しかない」
「ありがとう、試してみるわ。」
そう即答した友人曰く
「だって、ほら『チャンスの神様は前髪しかない』って言うじゃない?とにかくまずは試してみる。迷ってたって何も変わらないし、悩んでるうちに歳とっちゃうから。」
「これまでの腰痛治療?もその時は効果あるけど、踊ると元に戻っちゃう感じがする。今も『自分はダンサーだ。』と自分に言い聞かせてストレッチとかは続けてるけど、それだけだと結局あんまり状況変わらない気もするしねぇ・・・。」
素晴らしい。私はあなたみたいな人を友人に持っててホント誇らしい。
ただね、この・・・中川先生?写真で見る限り、無いんだよね・・・前髪。
“No Dance, No Life”
その後、まだ現物が届いたばかりで、当然目に見えるような結果には繋がっていなけれど、本人としての手応えはかなりある様子。
(とりあえず「返品は考えてない。続けたいから。」と聞き、教えたこちらとしてはホッとしている。)
「なんだかんだ言ってね、やっぱり踊りたいんだよね。好きなんだよね、ダンス。もう少し腰痛改善してきたら、クラシック・バレエ以外のダンスにも挑戦してみたいと思うの、最近。社交ダンスとかもいいよねぇ・・・。」
彼女にとっては、やっぱり“No Dance, No Life”なのだなぁ・・・自分は・・・何だろう?
ダンサーの腰痛が改善すると人生が明るくなると感じた話
なんだか、自分もいろいろ考えさせられましたけど、やはり一度きりの人生、後悔はしたくないですね。
では、au revoir !!