子どもの英語教育、どんな教材で?どう教える?
2018/09/07
目次
子どもの英語教育、小学校入ってからでは遅いのか!?
2020年度から施行される新しい「学習指導要領」では、現在5・6年生で必修となっている「外国語活動」が前倒しされて3・4年生で必修になり、
5・6年生では英語が教科となって成績がつくようになります。
これを2018年度より先行実施することを文部科学省は求めています。
その背後には、
これまでの大学入試で主流だった「聞く」「読む」能力を測る試験が、2020年度から大学入試センター試験に代わって新たに実施される「大学入学共通テスト」では、「話す」「書く」も含めた4技能の力が問われるようになる。
という文科省が打ち出した今後の流れがあるから、なんですって。
子どもを持つ親としては、これ、当然気になります。だって、我が子の将来がかかってるんですから。
「英語の教育はどうすればいいの?」
「英会話スクールに通わせるべきなの?」
「自宅で英語を学ばせるいい教材があるの?」
正直、正解なんてあるようでないようなものなんだとは思いますが、今回は我が家で実際に試してきた子どもの英語教育とその結果をお話しします!
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英語はやっぱりネイティヴから?
電車の中で見かける英会話スクールの宣伝で、必ずと言っていいほど見かけるのが
「講師は全員ネイティヴ(スピーカー)」
ってありますよね?

中には「英語を教える資格を持っています」みたいなこと書いてあったり。
これ、管理人の家でもかなり話題になった(というか話題にした)ことです。
で、我が家の結論は、
「別にネイティヴじゃなくてもいいんじゃない?」でした。
ただし、発音にしろ構文にしろ通じなきゃ意味がないので、
「英語を公用語として使っているような環境の人と生で話す。」
のが我が子のためにはいいんじゃないかと考えました。
“生きた英語”ってやつです。
もう一つ大事なことは、
“家計に優しい”
ここ重要です、家計を守る立場としては。
インターネットで調べてみたら、ディ○ニーの英語教材ってのが結構ヒットしたんですが、お値段がまあステキなものでした。
我が家は却下。
そこで、採用したのが子どもに特化したSkype(スカイプ)英会話。
フィリピンとインターネットを介して会話するというものでした。
結果から言うと、会話自体は大して上達しなかった気がします。
ただ、普段日本人以外とコミュニケーション取る機会がない子どもにとってはいい経験だと思いました。
だって、名前からして“ステファニー先生”とか“ミランダ先生”ですから。
もう一つ、「どうやらパソコンというものはなかなか便利なものらしい・・・。」と子どもが肌で感じられたことは収穫でした。
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その道では知られた大学の子供英会話、さてその成果はいかに?
体験としてはなかなか得難いものがあったSkype(スカイプ)英会話でしたが、やっぱり子供なりにストレスが溜まる様子だったこともあり、一旦休会。
そんなある日、我が家のポストに入っていたのが外国語メインの某私立大学でやっている子供英会話のチラシ。
近所だったこともあり見学に行ってみると、まぁ、いるわいるいわ。子どもがわんさか。

「英語でサッカーを学ぶ」なんてクラスもあって大盛況です。
クラスは何パターンかあって、毎回ネイティヴ・スピーカーの先生が教えるクラスもあれば、普段は帰国子女中心のバイリンガルの先生が教え、定期的にネイティヴの先生が参加するというクラスもありました。
同じ年頃の子どもが楽しそうにしてるのを見て、「ここがいい。」と我が子。
まんまと相手の戦略にはまりました・・・。
結局1年ぐらいは通ったと思いますが、正直、ここでも対して英語力は伸びませんでした。
何度か見学したことがあったんですが、行く度に「自己紹介と曜日」の儀式が執り行われていまして、
「これじゃ我々が学校で習ってた、いわゆる“英語の授業”じゃん。。。」
と感じずにはいられませんでした。

あの味気ない英語学習だけは子どもに経験させたくない・・・そう思って家族で話し合い、退会を決めました。
(我が家には、何冊ものテキストと問題集、CD、ちょっと擦り切れて薄くなったスクール名入りのバッグがまだあります・・・。)
“ジュリアッハー!”でナチュラルスピード・ヒアリング
「うちの子には英語の才能はないのか・・・。」
そんな風に考えていましたが、そのうち中学受験を視野に入れた塾選びの波に巻き込まれて、ノリでいくつか進学塾を覗いてみると、中には英語のクラスを併設しているところも。
早速質問してみると、どうも返ってくる返事の歯切れが悪い。
自分のとこでやってる英語クラスなのに。
自分のとこでやってる英語クラスなのに。
よくよく聞いてみると、要は
「今の中学受験に英語が必要ない」
というのが最大のポイントらしく、でも生徒さん集めの目玉というかオプションみたいな位置で置かざるを得ないらしく・・・。
そんなこんなでしばらく宙ぶらりんだった英語ですが、例の「アナと雪の女王」人気で御多分に洩れず「レリゴー、レリゴー」と繰り返す我が子。
長時間の車移動に飽きないようにCDを買おうということになりました。
ただし、それに付き合ってオトナも聞くハメになることから、せめてオトナっぽい選曲とかアレンジのものを・・・と探し、
を見つけました。
その中で、スティービー・ワンダーが歌っている“True to Your Heart”という曲を子どもが気に入ったんです。
たしかにノリがいい曲でドライブにもピッタリ。
その歌詞が「ジュリアッハー、ジュリアッハー♪」と聴こえるんで、子どもと一緒に歌っていました。
で、後から曲のタイトルを知ろうと見てみたら・・・“True to Your Heart”と歌ってたんです、これが。
まあ、親にしてがこれですから、子どもに多くを期待しちゃいけません。
リズムとアクセント、やっぱりこれが重要らしい
上に書いたのは身もふたもないようなお話ですが、実はそれ以降、子どもがいろんな曲を覚えて(もちろん全部ではなく、曲のサビの部分)口ずさむようになりました。
「アラジン」の“ホール・ニュー・ワールド”なんかは最初の歌い出しから途中まではかなり正しく覚えて歌ってます。
吹き替え版とはいえ、ビデオで何度も観てるからメロディーが頭に焼き付いているのでしょう。
う〜ん、子ども用の英語教材はかつて高額で避けたものの、やはりディズニー強し。
リズムとメロディーに乗って自然とアクセントも身についているようです。

考えてみれば、ビジネスマンなんかでも車運転している時には本は読めないからということで、CDなんかで耳から勉強している人多いそうですから、英語で歌うディズニー・ソングを車内ディズニー英語教材化するのはかなり有効なはず。
是非、お試し下さい。オススメです。
とにもかくにも興味が肝心
結局、現在は親子共々英語の勉強からは熱が覚めてしまっている我が家ですが、最近、仲の良い友達が英会話に通っているとかで、その子から教えてもらった英文をブツブツ唱えていたりします。
興味がないことは長続きしないし、やったとしてもなかなか身につかない。
英語嫌いになってしまったら元も子もありませんものね。

知っているはずなのに、我が子となるとついついムキになる。
そんなこんなの管理人でありました。
今回は、
「子どもの英語教育、どんな教材で?どう教える?」
について書いてみました。
では、au revoir!!
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