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かつおは英語で何ていう?かつおのツナ缶って?
目次
「ツナ缶」はかつお!?ツナはまぐろの英語じゃなかったの??
先日、家族で食事をしていたところ、姑がふと
「かつおって英語でなんて言うの?」
と質問をしました。
(N○Kのラジオ英会話をここ数年毎朝コツコツ続けているのですが、そこにはかつおという単語は出てこなかったらしい・・・。)
「え〜っと、まぐろがツナ(Tuna)だから、かつおは・・・。」
と思い出そうとしたところ、すかさず相方が、
「へ?かつおもツナでしょ?」
と突っ込んできました。
「えぇ〜!?そんなわけないでしょ!だってツナ缶ってまぐろでしょ?」
と返したところ、
「いや、かつおのやつもあるよ?」
と衝撃の事実を明かされました・・・。
というわけで、今回は
「かつおは英語で何ていうの?読み方は?」
についてお送りします。
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【衝撃の事実】カツオもマグロも英語で“Tuna(ツナ)”と名乗って良いらしい・・・
早速、かつおを英語でなんていうのか調べてみました。
かつおを和英辞典で調べると、一般的に
[bonito]という単語が出てきます。
発音は、“ボニート”
鰹のタタキ・・・lightly roasted bonito
初鰹・・・the first bonito of the season
鰹だし・・・(dried) bonito stock
(以前、木村拓哉さんの愛犬の名前がたしか“ボニータ”だったことを思い出しましたが、ここでは関係ありません。)
が、しかし、辞書によっては、[skipjack tuna]という表現も。
・・・たしかに、かつおもツナを名乗って良いらしい。
スマガツオ・・・little tuna
ハガツオ・・・striped tuna
などなど、要するに
[tuna]というのはかつお・マグロの総称に使う英語(英単語)
でもあったのです。
なるほど、たしかにこれならかつお原料のツナ缶とマグロ原料のツナ缶が存在しても矛盾はありませんね。
まぁ、一般的には[tuna]はマグロ、[bonito]がかつおという理解で問題ないようですけどね。
ツナ缶、メーカーや原料によって商品名が違うって知ってました?
昔は、ツナ缶のことをなんでもかんでも「シーチキン」と呼んでいました。
しかし、「シーチキン」というのは、はごろもフーズという静岡県のメーカーの登録商標で、実際はメーカーごとにツナ缶につけている商品名が違います。
かつて、電子オルガンのことを何でもかんでも「エレクトーン」(ヤマハの商品名)、持ち運び可能なカセットプレーヤーをどれでも「ウォークマン」(SONYの商品名)と読んでいた時代がありましたが、そんな感じです。
実はアメリカのサンディエゴに、「Chikin of the Sea」という商品名で登録商標を持つツナ缶が存在します。
はごろもフーズの「シーチキン」販売開始年が1958年、一方「Chikin of the Sea」のブランドが登場したのが1930年のことだとなっていますから、日本で「シーチキン」が発売される28年前に、アメリカではツナ缶が食卓に並んでいたということになりますね。
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ツナ缶についてちょっと詳しくなってみる?
はごろもフーズのHPには「シーチキン情報」、いなば食品のHPには「ツナ缶の基礎知識」というページがあり、そこにツナ缶の原料や形状、調理の違いが詳しく紹介されています。
管理人の家では、「いなばのライトツナ」(食塩無添加・オイル無添加)を常備しています。
ツナ缶がカラダにいいとは限らない!?マグロに注意!
ボディビルダーがタンパク質を効率的に摂取するためにツナ缶を食べる
のはよく知られていますよね?
管理人もかつて、夫婦そろってボディ・ビルダーというカップルの密着取材番組で、二人の食事がワカメとツナ缶とプロテインだったのを見て唖然としたことがあります。
その際に、その夫婦が語っていたのが
「タンパク質だけでなく塩分と油分には気をつけないといけないので、ノン・オイル、食塩不使用のツナ缶にしている。」
ということでした。
ただ、一時期話題になったように
自然界に存在する水銀を食物連鎖の過程で体内に蓄積するため、水銀濃度が他の魚介類と比較して高いものも見受けられる。
そして、
低濃度の水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告がなされていることから、妊娠中の魚介類の摂食について厚生労働省が注意事項を公表
したのです。
厚生労働省では、「これからママになるあなたへ」という資料(PDF)を作成して告知していますから、妊娠中の妊婦さんや身近に妊娠中の方がいる場合には是非目を通しておいた方がいいと思います。
まとめ
「かつおは英語で何ていう?かつおのツナ缶って?」
かつおを英語でなんていうのか調べることから始まって、ツナ缶の種類やら厚生労働省の話題にまで話が広がってしまいましたが、こういうことが「知識と教養」を広げるきっかけとなるから面白いですね。
というわけで、au revoir !!
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