【ユーチューバー事務所が上場】その時、YouTuberになりたい子どもの親はどうするべきか?
目次
プロ野球選手をおさえて、将来なりたい職業の3位(男子)にユーチューバーがランクイン!?
8月に、個人の疑似株式を売買するサービス「VALU」で、某人気ユーチューバーが疑似株式を「売り逃げ」という騒動が記憶に新しいですが、子どもたち、特に男子の間でユーチューバーの人気は年々高まっています。
※ユーチューバーとは、Google運営の動画サイト「YouTube」への動画投稿で収入を得る人のこと。
それも、いわゆる「タレント」としてではなく、「職業」としてのユーチューバーです。
学研の「小学生白書2016」ランキング外ではあるものの、就きたい職業にユーチューバーがあがりました。
2017年春にソニー生命保険(株)が実施した「中高生が思い描く将来についての意識調査」の、男子中学生が将来なりたい職業では、3位に「 YouTuber」がランクイン。
そして、ついにというか、とうとうというか、
HIKAKINやはじめしゃちょーなど、著名なユーチューバーが多数在籍する芸能事務所UUUM(ウーム)が東証マザーズに上場しました。
同社の2017年5月期の売上高は約69億円、経常利益は3億5000万円である。初値である6700円を基準にすると、PER(株価収益率)は何と148倍という数字になる。市場では、驚異的なスピードで同社が業績を拡大すると予想していることになる。サザンオールスターズ、ポルノグラフィティ、星野源などが所属する大手事務所アミューズのPER(株価収益率)は約24倍(2017年3月期)なので、UUUMの評価はアミューズの6倍も高い。その理由としては、ユーチューブという新しいメディアに特化しているという部分が大きい。
※引用元:「事務所が上場」ユーチューバーはこれからどうやっても受けるのか〜現代ビジネス・講談社
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ユーチューバー養成講座も続々と登場・・・
時代の流れといえば時代の流れなのかも知れません。
IAM(東京都新宿区)が展開する声優養成所「インターナショナル・メディア学院」では、2016年からYouTuberとして活躍することを目指す「YouTuber養成コース」を開講。
小学生に向けた教育サービスを展開するFULMA(東京都港区)では、2017年から「YouTuber Academy」を日本初のサービスとしてスタート。
「YouTuber養成」は今やひとつのビジネスになりつつありますね。
YouTuber声優タレントコースなんてのもあるんです。
IAM(インターナショナルメディア学院)というのは、声優の堀川りょう氏が学院長を務める声優養成所で、東京・大阪・名古屋をはじめ全国に校舎を持つ声優養成所なのですが、そこに新たに「YouTuber養成コース」というのができたんですね。
それも、「YouTuberコース」と「YouTuber声優タレントコース」
YouTuber声優・・・!?
いや、実はいらっしゃるんです、既に。
人気声優の小野坂昌也さんが2017年7月にYouTubeチャンネルを開設、1週間でチャンネル登録者数45,000を超えているそうです。
和多田美咲さん、金魚わかなさんといった若手の声優さんも続々参入予定とのことですから、これから「YouTuber声優タレント」が子どもに人気の職業になる日がやってくるかも知れません。
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近い将来「ユーチューバー」が小学生の習い事の定番に!?
一方の「YouTuber Academy」は小学生対象のワークショップで、動画の撮り方や、YouTuberとして必要な表現力を教えるというもの。
趣旨としては、
「私たちは、YouTuberになるための養成所のように、子供たちにYouTuberとして食べていってもらうことを目指しているわけではありません」
※引用元:JCastニュース
ということのようですが、小・中学生の将来なりたい職業として認知されつつあるユーチューバー、しかも人気ユーチューバーの所属事務所が上場ともなれば、ステージ・ママならぬ“ユーチューバー・ママ”が現れてもちっとも不思議はありません。
現に、「YouTuber Academy」のHPの最新イベントのページでワーク・ショップの開催状況を覗いてみると軒並み「満員!」の文字が並んでいます。
まずは親自身がユーチューバーについて理解しておくこと
今では、ほとんどの人が日常的にYouTubeを使っていますし、ユーチューバーがどんなものかも知っていますよね?
ただ、「YouTubeを利用してどんなことができるのか」とか、「どうやってYouTubeに動画をアップロードするのか」とか、さらには「YouTubeでどんな風に収益があがるのか」を具体的に知っている人は意外と多くないのでは?
実は、YouTubeにはクリエイターアカデミーというページがあって、そこで
今あげたようなことについて詳しい説明を動画で観ることができます。
(英語ですが日本語の字幕が出ます)
他にも、HIKAKINさんをはじめ、いろんな方がについてレクチャーしてくれるこんなシリーズ動画もあるんですね。
子どもが「ユーチューバーになりたい。」って言い出した時に、親が聞きかじりの中途半端な情報だけで判断したりしないことが大切なことなんじゃないでしょうか?
だって、5年もすれば
今までなかったような技術や仕事、業界が常識として普通に存在するような変化の速い世の中
ですから。
というわけで、今回は
【ユーチューバー事務所が上場】その時、YouTuberになりたい子どもの親はどうするべきか?
という内容で書きました。
それでは、au revoir !!
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