雑学・知恵袋

「いい地盤の日」に考える地震と地盤の関係

どんなに丈夫な建物に住んでも、地盤が良くなければ安全じゃない!?

 

日本は地震大国。

特にここ数年、南海トラフを話題に出すまでもなく、大地震とそれに伴う災害について語られることが多くなりました。

動物と違って、仕事を中心としたいろいろなしがらみがある人間は、そうそう簡単に今住んでいる場所から移動するわけにはいきません。

ただ、引越しのタイミングがもしあれば「少しでも地震の心配のない安全なところに住みたい」と考えるのはごくごく当たり前の考えだと思います。

古い家屋の耐震補強とか、耐震構造免震構造のマンションだとか、どんなところに住むのがいいのか…。

考えてしまいますよね?

ただし、どんなに最新式の丈夫な建物に住んだとしても、

支える地盤がしっかりとしていなければ、安全性は低くなります。

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実際、地震の後の土砂崩れなど、建物の構造自体が原因ではない災害もあるわけですから。

さて、実は11月28日は「いい地盤の日」だって知ってました?

そこで、今回は

「いい地盤の日」に考える地震と地盤の関係

について書いてみました。


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島国で国土が狭く、居住地の選択肢が少ない上に地震が頻発する日本。

マンションをはじめとした、建物の耐震についての診断は比較的簡単に知ることができます。

でも、地震の被害は建物だけではありません。

地面の液状化地滑り(じすべり)高層階の大きな揺れ、など、不安定な地盤が原因で発生する被害のほうがむしろ多いのではないでしょうか?

実際、地震の揺れは震源地からの距離が近いほど大きくなるだけではなく、地盤が軟弱だと揺れが増幅されて、被害が大きくなることもわかってきています。

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1995年阪神大震災 埋め立て地であるポートアイランドなど、湾岸の広範囲で泥が噴き上がったり、地下の貯油タンクが浮き上がったりした。
2005年福岡沖震災 博多湾岸の埋め立て地の港湾や住宅地で液状化が起きた。
2011年東日本大震災 関東地方を中心に、13都県193市区町村で地盤の液状化による被害が出た。
2016年熊本地震 強い揺れによる家屋倒壊以外に、土砂崩れが多発して被害が拡大した。

つまり、

それほど離れていない2つの地点でも、地震による揺れ方が全く違い、その被害に大きな差が出る可能性がある

ということです。

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地震と地盤の関係は?

地震が発生すると、そのエネルギーが地震波となって地中を通ります。

そして、それが地表に達した時に、人間が感じる“揺れ”になるのです。

地震波が地中を伝わるその間に、地盤で性質の異なる部分に来ると、屈折したり、反射したりすることによって、地震波が大きくなったり小さくなったりもします。

つまり、

地震波は地中(地盤)を通ることによって性質が変化するというわけです。

地盤によって地震の被害に差が出るというのも、このことで理解ができると思います。

地震の際に地盤が原因で起こる被害を軽減するためには、建物ももちろんですが、その土地(地盤)について知っておくこともとても重要だということですね。

(記憶に新しい、福岡駅前の道路陥没の際にも、大成建設の謝罪会見のニュースでも「地盤に局所異常」という見解が出ていました。)

自分の住む土地を熟知することが災害回避への最善策

自分が今住んでいる場所や、これから住もうと考えている場所を住所で検索すると、その地盤の揺れやすさがわかる「地盤検索」というものがあります。

ご自分の住所で是非試してみて下さい。

まあ、これで今住んでいるところが「非常に揺れやすい」とわかったところで、すぐに安全な場所に引っ越せるわけではない場合が多いとは思いますが…。

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いずれにしても、「備えあれば患いなし」です。

いざという時のために、日々考えておくことは大切ですよね。

「いい地盤の日」に考える地震と地盤の関係

引越し新居購入をお考えの方は、これを機会に、是非地盤についても調べてみて下さい!

 

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